その昔、初めて京都に住んだ頃(二十年前に浪人してた)は人としゃべったり、笑ったりするのも困難だった。

道を歩くのも辛い。。。

人が数百メートル先から来るのが見えるだけで辛い、角を曲がるのが辛い。。

ひどい対人恐怖症だった。

この世界に全くなじめない」状態だったのだ。

 

まだ18歳か。。。まだそれだけしか生きてないのか。

暗澹(あんたん)としてた。

 

人の中に自分の身の置き所、心の置き所がなかった。

京都御所の晴れた空

初めて京都御所に行った時のことだった。

地下鉄丸太町の出口を東に行った場所から御所に入ると木々がトンネルのようになってる。

その木々のトンネルを抜けると想像をはるかに超える広い空が待ってる。

その空を初めて見たときに、何かが始まる、広がっていく感じがした。

 

 

あのときの爽快感は今でも忘れない。

今でもよく御所にいくけど、あの「広がっていく感じ」は入っていく前の想像をいつも少しだけ超えてくれる。

 

丸太町通りから見える鴨川の北側

丸太町通りの鴨川の橋から見える山々や自然は「人の間に身を置けなくても自然を見ることに心を置けばいいのだ」ということを発見させてくれた。

京都には色濃い四季がある。

夏暑く冬寒い。

四季の変化のエッジが立ってる。

だからこそ、人の間にうまく入っていけない人間の心の置き場所がある気がする。

変人が放っておいて気楽に住める街、京都。

 

今でも、御所の木々を抜けて広い空を見ると感慨深い。

この世界に馴染めない人は京都に集まれ。そんなことを思うのだ。

あなたはあなたでいいじゃないか。

ではでは、今日も良い1日を!