眠い眠い。

ねむいけど集中力をかき集めてこの文章を書いてる。

この写真は昔、結婚当初に飼ってた猫の写真。

写真 2017 02 27 23 13

 

たんすの上に登って見下ろしてる。

野良猫で変な柄が鼻についてて、静かにおかしい猫だった。

「ロール」っていうんですよ。

ロールはぼくら夫婦がまだ大分に住んでて、線路沿いの小さなアパートにいた頃に拾ってきた猫。

まだ子供が生まれてなくてぼくらは二人暮らしだった。

確か夫婦共通の友達と飲む時に電車に乗るために駅まで歩いて行ったときに捨てられてた。

たしかぼくが「飼いたいなあ」と言って、次の日の朝嫁さんも描いたくなって車で出かけて見に行くとまだいたのだ。

目やにがついてて、汚れててなんだかえらくうらぶれた風貌だった。

 

近くの犬猫病院に連れて行くといろんな病気にかかってた。

そしていきなり家で漏らした。怒るとそれ以来もうしなくなった。

不思議だったな。

 

ロールはぼくら夫婦に最初にやってきた「小さきもの」だった。

足で踏まないように気をつけたり、一緒に寝たり。

 

後から考えるとこれから生まれてくる赤ん坊の命が我が家で育つために地固にやってきてくれたような存在だった。

 

寝返りを打ったときにぼくが敷いちゃってそれ以来絶対一緒に寝なかったロール。

ぼくらがおでんを食べててそれを盗み食いしようとして、からしが口について泡を吹いてたロール。

 

子供が生まれてからは嫁さんの実家で預かってもらってた。

最後は家の前で車に敷かれて死んじゃったロール。

でもこの写真を見ると今でもどこかにいるような気がする。

あの奇妙な顔で。

 

いつかぼくも死んだらロールがあの世で三途の河原のほとりで待っててくれるような気がするよ。

にゃーお。

ロール。いつかまた会おう。